ルリジューズ

[HP] シェ・オチアイ

落合 加寿美先生

完成写真

材料(4人分)

  • A:シュー生地
  • A 水 90g
  • A 無塩バター 50g
  • A 塩 ひとつまみ
  • A グラニュー糖 ひとつまみ
  • A 薄力粉 60g
  • A 卵 Mサイズ2個
  • B:豆乳カスタード
  • B 卵黄 5個
  • B グラニュー糖 60g
  • B コーンスターチ 20g
  • B 調整豆乳 400g
  • B バニラビーンズ 1/2本
  • B ラム酒 大さじ1
  • C:組み立て・デコレーション
  • C ホワイトチョコレート 100g
  • C 抹茶パウダー、紫芋パウダー等 適量
  • C 生クリーム
    (デコレーション用とシューに詰めるクリームの予備として)
    100g~300g
  • C フルーツ
    (オレンジ、バナナなどお好みで)
  • 飾り用にアラザンやかぼちゃの種、ピスタチオなど

※各レシピおよびポイントは、ヘルシオ料理研究家の皆様からの原文です。シャープにて仕上がり確認、監修を行ったものではありません。
(レシピグランプリ事務局にて一部文章校正をさせていただきました。ご了承ください。)

作り方(調理時間の目安:90~120分)

  1. 1 調理写真
    • 水タンクに水を入れる。(水位1以上)
      [自動加熱・お料理集] ⇒ [メニュー番号] ⇒ [NO.163シュークリーム] ⇒ [2段] ⇒ [スタート] ⇒ [薄め]で予熱する。

    <シュー生地を作る>

    1. 手鍋に水、無塩バター、塩を計量して火にかける。
      吹きあがったら火を止めて、ふるっておいた薄力粉を一気に加え、耐熱ゴムべら又は木べらですばやく混ぜる。
    2. 粉気がなくなったら、再び火にかけてマッシュポテト状にして火を止める。
    3. ボールかフードプロセッサーに2.を移し替え、常温に戻しておいた卵を4から5回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
      ※すくって落とす生地がゆっくりと落ち、ゴムべらから垂れて残っている生地が三角形を作るくらいの固さまで。
  2. 2 調理写真

    <シューの焼成>

    1. 2枚の角皿にアルミホイルを敷いて、0.7センチの丸口金で1枚目の角皿に直径4cmのシューを4つ(生地が余るので予備でプラス2)、もう1枚の角皿に直径3cmのシューを4つ(残りの生地を全部絞っておく)
    2. 予熱完了のオーブンに絞った1.のシューを上段と下段に入れて、[スタート]。
    3. 焼成がすんだら、熱いうちにシューをアルミから外しておく。
  3. 3 調理写真

    <豆乳カスタードを作る>

    1. シューの焼成中に、豆乳カスタードを作る。
      ボールに卵黄とグラニュー糖、コーンスターチの順に加え、その都度よく混ぜる。
    2. 片手鍋に豆乳とバニラビーンズの種を入れて、軽く沸騰させる。
    3. 1.のボールに2.の豆乳とバニラビーンズを注ぎ、よく混ぜ合わせる。
    4. 3.をこしきを通して鍋に戻して、ホイッパーで速く混ぜながらフツフツとしてさらに15から30秒ほど炊く。(牛乳よりも早く炊きあがるのでラク)
    5. ボールやバットに移し替えて、落としラップで空気が入らないようにして冷ます。(氷水にあてたりもして)
    6. 冷めたらラム酒を加える。
  1. 4 調理写真

    <シューの中に豆乳カスタードとフルーツを入れる>

    1. 大小、全てのシューに丸口金で穴をあけ、豆乳カスタードを少しずつ絞りいれる。
    2. 1.にフルーツを入れて、さらにクリームを今度はシューいっぱいになるようにたっぷりと絞る。
  2. 5 調理写真

    <チョコレートをつけて接着>

    1. ホワイトチョコレートを溶かして、紫芋パウダー、抹茶などで着色する。
    2. 大きなシューの頭にチョコをつけ、小さいシューの頭にもチョコをつけて、大きなシューの上にのせる(雪だるまみたいに)
      ※安定が悪い場合は、大きなシューの底にもチョコレートをつけてトレーなどに置くと安定する。
  3. 6 調理写真

    <デコレーションをする>

    1. 生クリームのホイップでルリジューズ(修道女)の襟を絞る。
    2. アラザンやピスタチオ、かぼちゃの種などで飾る。

ヘルシオ活用ポイント

  • シュー生地が大きく、ふっくら、パリッと焼きあがります。
  • 大きく焼きあがることにびっくりしました。普段ガスオーブンを愛用しているのですが、ヘルシオのほうが断然大きく焼きあがるので、絞る大きさを小さめに調整したほどです。
    ヘルシオは過熱水蒸気で焼きあげるので、焼成中にタイミングよく霧吹きをしている状態で生地の表面が乾いて固くならないから、浮きがいいのだと実感しました。
  • 今回はオート機能の「シュー」「薄め」で焼きましたが(ルリジューズの組み立てをするには固すぎないほうがいいので)、「濃いめ」の焼きあがりもとても良かったです。「濃いめ」で焼くとかなり固く焼きあがり、フランスで好まれているようなカスタードが入っていても翌日まで美味しく食べられるような生地に焼きあがりました。

おすすめポイント

  1. 地元の食材を使用することで自分の住んでいる地域に愛着を持ってお菓子作りをしました。
    卵は名古屋コーチンを使用(私の住んでいる名古屋では、スーパーでも手に入りやすく、かつ濃厚でカスタードクリームの美味しさを引き立てます)
  2. カスタードクリームを豆乳で作っています。
    牛乳で作るよりも、豆乳のほうがさっぱり、さらりとした風味、炊きあがりも早くラクです。
  3. シューの中にはカスタードクリームの他に、フレッシュフルーツを入れています。(オレンジ、バナナなどお好みのフルーツ)
    フレッシュフルーツを入れることで、ジューシー感のあるルリジューズに仕上げています。
  4. ルリジューズの組み立てにチョコレートを使います。
    もともとのレシピはフォンダンを使っての組み立てになりますが、「お砂糖を食べている」感じになってしまい、甘過ぎてしまうのでチョコレートを使用しました。
    チョコレートのほうが味と風味が良いとも思い使用しています。
    シュー同士の接着もしっかりと固まります。
  5. デコレーションでは、アラザン、チョコレートスプレー、かぼちゃの種などなど、そのまま使える市販品も活用して、デコレーション♪
    「子供たちに伝えたいレシピ」ですので、ぜひお子様とご一緒に作っていただいて創作ルリジューズを作っていただけたら楽しいと思います(*^_^*)。